ロレックス 6541 Milgauss アンティマグネティック
Rolex Ref.6541 Milgauss は1950年代後半、研究所/発電所など高い電磁放射の領域で使用するために設計された。
Milgaussミルガウスは、ラテン語の1,000を表すMilleと電磁単位を表すドイツの数学者 Carl Friedrich Gauss氏のGaussを合わせた造語ですある。
実際に、医者/高磁放射線技師/物理学者/無線技師など様々な専門職で使用された。
「文字盤の中心素材」に耐磁能力のある軟鉄を使用したことから、 ハニーコンボ仕上げの文字盤は通常より厚手にできている。 さらに、ムーブメントを磁気から守る「インナーケース」も同様にこの軟鉄素材からできている。 同時期、パテックフィリップ社も初の耐磁性能をもったRef.3417を開発していることから、 1955年の物理学者アインシュタインの他界がきっかけとなったと言われている。
今回撮影のRef.6541のベゼルは、稀少なベイクライトである。
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