パテック 3417 Amagnetic アンティマグネティック

Ref. 3417 "Amagnetic" 独特なフィーチャーである。

ダイヤル上のこのネームはパテックフィリップ社の歴史上、非常に稀なタイプだ。

彼らは、初のアンティ・マグネティック時計を販売するにあたりそのイメージを強く押し出すため、

戦略的アプローチをこの文字盤に託したに違いない。


Ref. 3417は1958年に生産開始され、1960年代後半に生産終了されている。

その特徴は耐磁性を持つMov.カバー:「Iron Inner Case」にあり、

磁界単位450エルステッドまで対応できるよう設計されている。

最初のシリーズは1958、59年の2年間のみ製造され、Cal.12'''400を搭載。

その後1960年にこのモデルはアップグレードされ、Cal.27-AM 400に変更されている。


その最初期1stタイプのディテールは、

1.「Iron Inner Case」には、ケースナンバーと同じ番号が刻印されている。

2. PATEK PHILIPPEのロゴが後年タイプよりもやや大振り

3. インダイヤルのセコンドプリントは、3種類の太さがあり「12-3-6-9」が一番太い。

4. 外周のミニッツプリントは文字盤のエッジから始まっている。

5. 秒針も長短針に合わせ同様デザインの「バトン型」仕上げがされている。

6. Cal.12'''400を搭載。

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