1930年代のロレックスとパテック・フィリップ
SPECIUMを始めて16年になります。
小学校の頃、親父がしていたラドーをいつも見ていた記憶があります。
最初に買った時計(買ってもらった)は中学1年の時、セイコーロードマチック23石でした。
ヴィンテージ時計に興味をもったのは、成人式を終えたばかりの頃。
御徒町の喜久屋へ行くのが楽しみでした。
初めて買ったロレックスは、20代中頃。
ダルマのトウキョウトでステンの地獄管。くたびれたバンブー付きでした。
「煮えたぎったステン素材から造られる東京都限定ダルマのオブジェに枯れた竹薮」ではございません…。^_^)
買った当時は、綺麗な文字盤で気にいっていたのですが、
地獄管では好みのベルトに替えられず、
それと、後からリダンと分ったのが致命傷で売ってしまいました。
今考えたら確か…、
裏蓋に☆マークが入った、初期3ピースの地獄管にスロット付きMov.。
稀少だったなぁ~。
同じく20代の頃、初めて腕にした頂きものパテック/Ref.2573、18KWG。
今まで感じたことのない、「何でもなさ」の良さをその時初めて知りました。
そして20代後半になって、自力でRef.96を買いました。
ステンケースのエナメルプリント・ブレゲ全数時。
当時、90万円の時計。清水の舞台から飛び降りる、この時計と心中の覚悟で買いました。(^_^;)
私は愛着という個人的な観点から、
単純な3針時計である、1940年代前後のロレックスとパテックが好きです。
30年間、自分のもとに何百本もの時計が入り出てゆきましたが、
この2本は長い間、枕元においています。
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